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(特別編⑤)ブラックホールと時間のふしぎ

備忘録
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(特別編⑤)ブラックホールと時間のふしぎ

※これは、あくまで個人的な勉強の中で考えや思いを綴ったもので、専門性を保証するものではありません。あらかじめご了承ください。
※小学生の子どもたちに「時間」について話す機会があるため、そのための記事をこちらでまとめてみました。少しでも皆様の参考になれたら嬉しいです。

みなさん、こんにちは!

今日は、少しむずかしいけれど、とってもワクワクするお話、「ブラックホール」と「時間」について考えてみたいと思います。

ブラックホールは、ものがとても強く引き寄せられてしまう、宇宙にあるふしぎな場所です。どれくらい強いかというと、宇宙で一番速い光でさえ、外に出ることができないくらい強いのです。

でも、どうしてそんなことが起こるのでしょうか?

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エスカレーターの例えで考えてみよう!

この「ブラックホール」のふしぎを、エスカレーターの例えで考えてみると、すごく分かりやすくなります。

もし、動いている下りのエスカレーターを、逆にのぼろうとがんばる人がいたらどうなるでしょう?

  • エスカレーターがゆっくり動いている間は、一生懸命がんばれば、のぼることができますよね。
  • でも、もしエスカレーターが、その人が歩くスピードよりも速く動き始めたらどうなるでしょう?

どんなにがんばって歩いても、どんどん下に引き戻されてしまい、前に進むことができなくなってしまいます。

実は、ブラックホールの中も、これとそっくりなんです。

ブラックホールは、とても強い重力で、まわりの空間をぐいぐいと中に引きずり込んでいます。この引きずり込むスピードが、宇宙で一番速い「光のスピード」よりも速くなってしまう場所があるのです。(ちなみに”速さ”は英語でSpeedといって、そこに方向も加えた”速度”というものはVelocityといいます)

これを「事象の地平面(じしょうのちへいめん)」と呼びます。この線を超えてしまうと、どんなにがんばっても、もう二度と外に出ることはできなくなってしまうのです。

ブラックホールの中では時間が…?

このエスカレーターの例えは、ブラックホールが「光」でさえも外に出られない理由を教えてくれます。そして、実はこの場所では、時間の進み方も、わたしたちが感じるものとは全然ちがうのです。

ブラックホールの強い重力の中では、時間がものすごくゆっくり進むことが、アインシュタインの「相対性理論」というふしぎな考え方でわかっています。

もしかしたら、ブラックホールの中では、時間がとまってしまったり、私たちの考える時間とは全くちがう世界が広がっていたりするのかもしれません。

おわりに

今回は、エスカレーターの例え話を使って、ブラックホールのふしぎな世界をのぞいてみました。宇宙には、わたしたちの想像をはるかに超える、たくさんのふしぎなことが隠されているみたいですね!

次回は、この「時間」のふしぎについて、これまでの話を振り返りながら、みんなと一緒にもう一度考えてみたいと思います!

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