普段、私が勉強していて困ることと言えば…
『やる気があるのに集中できない!』
『やらなきゃいけないのに始められない!』
勉強をしていると、試験の日が迫っていたり、確保できる時間などによる制限が発生するものです。
そして直面するのが、期限は迫ってるのに思ったように勉強が出来ないと悩み。
そこで今まで試して効果的だった「勉強に集中する方法」について、残します。
人は余裕が無くなると、自分の中にある答えを引き出せなくなってしまうものです。
もし有用な内容があれば、メモに残しておくと良いと思います。
今回の記事は、大まかに2つの内容を纏めます。
・集中する時に何が効果的だった?
・実際に効率の上がった!アイテム紹介!!

集中する際に有用な”3つ”の確認事項
期限が迫っているのに集中できないとき、今まで実際にやってみて効果的だった集中する為の方法を3つ挙げさせていただきます。
結論からお伝えすると、
①水分補給+運動をする
②時間を測る
③とりあえず始める
を順番に整えていくのが集中力を発揮するのに効果的でした!
対策1.水分補給+運動をする
集中できない時にまず疑うのは、「水分不足や酸素不足では?」ということでしょう。
人は水分や酸素が不足している時には集中が出来ないものだからです。
まず”水分補給”と“酸素の補給”ですが、自覚症状を感じてからでは遅いというのが重要な点です。
試合やトレーニング等、運動中は主に発汗で身体の水分が失われますが、これによる体重の減少率が体重の2%(例:体重が60kgの場合、1.2kg)を超えると、集中力の低下、スキルレベルの低下、心拍数や体温の過度な上昇等が起こります。
出典:日本スポーツ振興センターホームページ(https://pathway.jpnsport.go.jp/sports/column04.html)
試合やトレーニングに集中していると、自分の喉の渇きに気付くタイミングは遅くなってしまいます。実際、水分補給のプランを立てずに喉の渇きを自覚した時点で水分補給をした場合、必要な水分量のおよそ半分ほどしか補給されていないという研究報告があります。
出典:日本スポーツ振興センターホームページ(https://pathway.jpnsport.go.jp/sports/column04.html)
体を整えるには、とにかく水分補給から始めてみましょう。
また、不安な気持ちや後ろ向きな思考は、体を動かすことで抑えることができると聞きます。(動作をしながら深く考えるのは難しいことだからですね。)
水分補給の後は、軽い運動をすることで、頭で扱う情報量を減らすと共に体内の酸素を循環させることが大切です。
運動しながら深く考えられることはそんなに無いですから、体も頭もスッキリすると思います。
運動は筋肉トレーニングや散歩、その場でジャンプなど軽い運動なら自宅にいてもその場で行うことが可能です。中でも、お家で手軽に運動をしたい方には、ぶら下がり健康器具がおすすめです!
ぶら下がり健康器具
運動は頭をスッキリさせますが、家では激しい運動は難しいでしょう。
そんなときに役立ったのがぶら下がり健康器具です。休憩のたびにぶら下がることで、気分転換になるだけでなく、血行も良くなり集中力がアップしました。(意外な効果として、デスクワークの多い私の肩こりにも効果的なきがしています)
また、ぶら下がるときには「水を飲む」と決めておくと、「水分補給+運動をする」と合わせ技で対処することができますね。
時間を測る
水分補給をして軽く運動もした…。
それでも集中できない時には、時間を計りながらやってみましょう。
時間を計らずにやるのも良いのですが、時間を決めてやると時間内に終わらせたい欲が出て集中力が増します。
また時間を管理することで、頑張り過ぎて疲れてしまうことを防げますし、その時間ごとの目標を決めやすいです。
このことから,長時間を要する作業において,作業を短い時間に分割し,その間に休憩として運動を取り入れることで,連続した作業に比べ集中度が高い状態を維持できる可能性が示唆された.
出典:休憩時の運動が生体情報と集中力に及ぼす影響 第 36 回ファジィシステムシンポジウム 講演論文集 (FSS2020 オンライン)(https://www.jstage.jst.go.jp/article/fss/36/0/36_35/_pdf/-char/ja)
おすすめは20~25分間で集中して、5分間休憩を挟む方法です。
勉強をするときに抵抗感が出るのは、長時間やらないとって思う時だと思います。
だから、初めから短い時間で区切ってやると心理的な抵抗感も減ると思いますし、時間を区切ることで計画も立てやすいですね。
タイマー(ドリテック)
ポモドーロ・テクニック(25分集中、5分休憩)を試すとき、スマホだと気が散ってしまいがちです。そこで活躍したのがドリテックのタイマーです。スマホを触らずに時間を管理できるので、集中力が途切れませんでした。
消音モードにできるため、静かな場所でも使いやすいのが便利な所です。

とりあえず始める
ここまでやってみたけど、まだ集中できない…。
そんな時は「集中できなくても、とりあえず始める」のを実践してみてください。
よく「やる気が無いから出来ない…」と嘆くこともあるかと思いますが、実は脳の特性は「やっているから、やる気が出る」というものです。
「やる気があるから、やる」ではなく「やっているから、やる気が出る」という脳の特性は、「作業興奮」と呼ばれています。
p42 2−2 興奮 より
「作業の継続に伴ってそれに関与している諸機能がおこすところの興奮であって、疲労に打克って作業を促進し、増加せしめるが、作業を中止すると間もなく消滅してしまう」。出典:内田・クレペリン精神検査の課題 東海学院大学・東海学院大学短期大学部学術機関リポジトリ(https://tokaigakuin-u.repo.nii.ac.jp/records/2136)
つまり脳は作業を開始しないとやる気を起こしてくれないのです。
だからとりあえず作業を開始してみましょう。
先ほど20~25分で作業する事をおすすめしましたが、やる気が無いとっかかりでそれも難しい場合もあるでしょう。
このような場合には、「5秒だけやってみよう」と考えてみてはいかがでしょうか?
机に移動したり、とりあえず教科書を開いてみたりできそうですね。
5秒後にまだできそうなら、更に1行目だけ読んだり、ノートと筆記用具も出したりまでならできそうですね。
そして更にできそうなら、もう少し進めてみる…
とっかかりが一番難しいので、5秒だけと始めてみると意外とそれ以上取り組むことが出来る場合も多いです。
仮に5秒やって、しんどいならそれは休憩の合図かもしれませんから、一度休んでからまた5秒やってみるというのを繰り返すと良いでしょう。
付箋
取っ掛かりの話をしましたが、最初の一歩が踏み出せないときは、付箋を使ってみてください。
予定を書いてみたり、メモ代わりに勉強の内容書いてみたりすれば、心理的なハードルがぐっと下がります。
また、付箋には”細かい進捗を生み出す”効果も期待できます。
勉強していて厄介なのが「分かるまで進めない」というところです。
よくあるのが同じページを何時間も見ていたり、完璧にしようとしたりという場面。
取り組み姿勢として素晴らしいですが、案外後から分かることも結構あるので先に進んで、とりあえず一周するのが賢いやり方です。(特に起源が決まっているような勉強では…)
「ま、いっか」の精神で進めて、1周終われば次は2週、2週が終われば3週…と繰り返すことが重要です。
分からない所もいつかは分かる可能性が高いので、とりあえず『付箋』を貼って次へ進みましょう!
後から戻ってきたときに「分かった!」変わる瞬間を楽しめますよ。
まとめ
勉強に集中する方法や実際に使って効率アップしたアイテムの紹介を行ってきました!
集中する際に効果的な行動は①水分補給+運動をする ②時間を測る ③とりあえず始める でした。
また、集中力あげるのを補助してくれる便利なアイテムとして、ぶら下がり健康器具、付箋、ドリテックの3つを挙げました。
皆さんは、集中できないときどうしていますか?もし良い方法があれば、ぜひコメントで教えてください。
ここまでまとめておけば、自分が集中できないときに、何が原因か落ち着いて確認することが出来ます。
集中できないときには、自分を責めるのではなく、「なにか原因があるのでは?」という視点を持つようにしてみましょう!
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